Mar 21, 2012

shop information...KATACHI






−改めましてKATACHIオープンおめでとうございます。
ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

−お聞きしたい内容がいっぱいあるので、さっそく。
ですね。

−まず「KATACHI」の名前の由来を教えてください。
「カタチから入る」ってよく言うじゃないですか。
人が何か成し遂げる過程で必ず何処かでカタチにしなければならない。
そういった意味があります。

−祐天寺に決めたわけは何ですか?
祐天寺のお店ってだいたい夜営業でこの時間帯に会う人たちが好きだからです。
昼間みたいに日光浴びて買い物するぞっていうのではなくて
仕事帰りにふらっとよって
好きな服の話から仕事の話までできるところにしっくりきています。
より一人一人と深く関われます。
原宿とかよく行く人が、祐天寺とか来てみたりすると面白い発見があると思います。


−とても広くて落ち着く店内ですが、お店の内装で拘った部分は?
白い壁がよくて、プロがやれば綺麗に塗れるけどあえて自分でムラがでるようにしました。
照明によって凹凸が出るところもすきです。
西洋漆喰を使用して内装はヨーロッパを意識しましたが
取り扱いしている古着はすべてアメリカなのも拘った部分です。

−商品の特長は?
まず、自分が納得しているものしか置いてません。
色々なジャンルがあります。
特にKATACHI系とか言われるのも、なってしまうのも嫌です。


−お店を通して提案していきたいことは何でしょう?
何系ってとらわれない人達を増やしていきたいです。。
−fashion よりstyle って言葉がしっくり来ますね。
そうですね。

−でもstyle って提案の仕方が難しいと思うんです。
「雰囲気」とか曖昧な言葉に流されちゃって答えが見えづらい気がします。どうでしょう?
あそこのお店好きそうだけど、「えっ?」ていうような合わせ方を見たいんです。
綺麗にまとまっちゃうより、少しやぼったさがあったりしたほうが生活感があって
僕はリアルに感じ取れるのかも。うーん、言葉にするのはなかなか難しいですね。
でもこのお店もまだ出来たばかりなので共に成長して、だんだん答えが見えてくるのかなと。

−小野さん、今日はありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございます。



服が単なる服を超えるための
リアリティーとファンタジーがこのお店にはある



「KATACHI」
東京都目黒区祐天寺1-22-4クレールAI 101号
17:00〜25:00