banal chic bizarre 2011-12 A/W 展示会

banal chic bizarre 2011-12 A/W　展示会

今期のテーマを「ＳＴＵＤＥＮＴ　ＷＯＲＫＥＲ」と題し
大学に通いながら炭鉱で働く一人の青年を表現した。
汚れ、朽ち果てていく精神と
育み、自己を構築していくための毎日
相反しているようだが嫌でも繋がっている日常。
いかにその中で「面白さ」を見出すか「自分らしさ」を失わないか
それはどこか震災を受けた我々日本人に、自分自身にも向けた
少し奇抜なエールのような気がしてならない。

今期のコレクションで目を引くのが、「ビニール素材」のミックス。
特に一番右端のヒールブーツの配色はとても攻めてるなという印象。
靴下の色によって何通りもの変化を楽しめそうな一足。
他にも、ベストにバックにと大胆にビニールを使用したものが多く
そのぎこちなさを遊び、堪能してみたくなる。


http://www.banalchicbizarre.com/index.html


震災の影響を受け、極力電力をつかわず製作されたショートフィルムは
HPにて公開されている。東京のあらゆる場所、移り変わる時間帯にも注目してみていただきたい。